イノベーションを起こし、
未来をデザインする人材を育成する。
エンジニアには、人と機械の調和を考え、システムを総合的に開発、運用する能力が求められます。本コースでは、ロボット工学、制御工学、メカトロニクス、人間工学、経営工学などの専門的な分野を学び、社会に貢献する次世代のドローンやロボットの開発や安全安心なシステム運用を実現する人材を育成します。
ロボット、人工知能(AI)、IoT等の新しい技術で
イノベーションを創出し、
ものづくりのチカラで、未来をデザインする。
イノベーションを起こし、
未来をデザインする人材を育成する。
エンジニアには、人と機械の調和を考え、システムを総合的に開発、運用する能力が求められます。本コースでは、ロボット工学、制御工学、メカトロニクス、人間工学、経営工学などの専門的な分野を学び、社会に貢献する次世代のドローンやロボットの開発や安全安心なシステム運用を実現する人材を育成します。
Robotics
ロボット工学は機械システムの知能化に関する学問です。歩行移動、車輪移動、ドローン飛行など様々な移動形態の動作手法や、 センサ、アクチュエータなどのハードウェアを扱うコンピュータの情報処理に関する研究が行われています。また、センサ、アクチュエータなどロボットの要素開発も行っています。
Control engineering
制御工学は、対象の数学モデルに基づく解析手法や制御システムの設計方法に関する学問です。対象分野は幅広く、近年は機械学習との融合も検討されている横断的な研究分野です。例えば、ロボットの運動制御やビークルの自動運転などを実現するために、制御理論を活用した研究が行われています。
Systems engineering
システム工学は、複雑な要素から構成されているシステムを設計・連携・コントロールする学問です。安全・快適・便利な生活を実現する効果的な仕組みの確立に貢献します。例えば、廃棄物の安全な処分、操作性・信頼性の高いシステムの設計・開発、企業間取引の最適化などが研究されています。
RESEARCH
各研究室のロボットやシミュレーションの動画を掲載しています。
メカトロニクスシステム学研究室では,新しいセンサやアクチュエータの創造的かつ基礎的な研究開発,それらの技術を用いたロボットや医療機器などの応用的な研究開発,さらにはそれらの周辺技術の研究開発に取り組んでいます.特に,圧電効果を駆動原理とするセンサ・アクチュエータに着目し,駆動理論などの基礎的研究から,新デバイスの設計開発評価,さらにはそれらを応用したロボットの制御などの応用的研究までを研究の範囲としています.
人間が機械装置やロボットを自由自在に操作するためには,人間の意図を計測して理解し,また装置の状態を人間に伝えるヒューマン・マシン・インタフェースが重要 です.本教育研究分野では,画像やセンサーからAIを使って人の意図を理解したり,様々なロボットを使いやすくするインタフェースを研究しています.また,医療の高 度化や効率化のための医療支援システムや,優しい介護を実現するVR/MR技術,人と事前な対話が可能なコミュニケーションロボットシステム,人の角膜表面反射から周囲の認識を行う画像システム,画像認識により人の健康状態や食事の残渣などを自動推定するAIシステムなどを開発しています.
新しい機能を持ったメカトロニクスシステム(生産システム、医療福祉機器、科学測定機器など)の実現を目指し、デバイス(アクチュエータ・センサなど)の開発とシステム構築の両面から研究を進めています。特に、動きを生み出すデバイスであるアクチュエータについて、特徴ある固体アクチュエータ(圧電材料、形状記憶合金など)や流体アクチュエータ(空圧、油圧など)とこれらを動かすために必要なセンサや流体駆動駆動デバイスなどの周辺技術を含めた関連する研究課題に取り組んでいます。
システム制御理論は社会を支える基盤技術です。その対象分野は機械系にとどまらず、電気/情報/化学系など多岐に渡ります。私たちの研究室では、産業機器やメカトロニクス機器の温度・振動制御、自律移動ロボット群のフォーメーション制御、通信制約を有するネットワーク化制御などの研究を行っています。
オペレーションズ・リサーチとは,現実的課題に対してよりよい意思決定を行うための数理的・科学的手法の総称で,数理最適化,確率統計,データサイエンスなど,様々な分野にまたがります.本研究室ではオペレーションズ・リサーチの中で,とくに数理システム最適化を扱っています.数理システム最適化は,対象とするシステムの振る舞いを数理的アプローチによって最適化する学問です.本研究では,数理システム最適化を,おもに生産物流システムにおける諸問題に適用する研究を行っています.
生物のように環境への高い適応力をもつロボットや,人と協働するロボット,あるいは人に適用するロボットの研究開発をしています.例えば,生物の蛇のように様々な環境を移動できるヘビ型ロボットや,災害対応レスキューロボットの研究開発を行っています.また,遠隔操作で針を刺す医療ロボットや,ソフトアクチュエータを活用したリハビリテーション装置を研究開発しています.
人間や動物が何かを追いかけるときには、対象となるものを見失わないようにするため、まず目が動き、つぎに追いかけようとして体が動きます。私たちの研究室では、人間の知能的な振る舞いをロボットシステムに取り入れることを目指して、ビジュアルサーボを中心技術とし水中ロボットをはじめとした様々な知能ロボットに関する研究に取り組んでいます。
ICT時代を支える基盤技術として、サプライチェーンマネジメント、スケジューリング、システム最適化、ロボティクスなどの知的システム計画に関する基礎理論と、これらに基づく新しいモデリング、最適化、人工知能手法、および大規模システムの解析、診断などの安全で最適な運用法を研究しています。